あの頃の名曲音楽 80年代編
雨音はショパンの調べ - 小林麻美
調べという言葉になんだか憧れのようなものをいだいていた。アンニュイなボーカルが大人の世界へいざなっていく。
そして僕は途方に暮れる - 大沢誉志幸
カップヌードルのCMに使われていた。名曲。今だに時々聴きたくなる。
ルビーの指輪 - 寺尾聰
西部警察に出ていたあの人が歌を歌うなんてと驚いたものです。そしてお経を読むようなボソボソした歌い方には衝撃を受けた。大きくなったらルビーの指環を買いたいとずっと思っていた。「俺に返すつもりならば捨ててくれ」という歌詞がかっこいい。
余談だけど西部警察での殉職シーンはけっこう凄まじい。
桃色吐息 - 高橋真梨子
たしかCMに使われていたはず。桃色の吐息ですよ。妖艶な大人の魅力にめまいがした。
ランナウェイ - シャネルズ
黒塗りがお茶の間に登場したときの衝撃といったら。ビジュアルも曲も、少年のぼくを違う世界に連れて行ってくれました。
翼の折れたエンジェル - 中村あゆみ
かすれた声で歌う人といえばもんたよしのりだったわけですが、そこに中村あゆみが登場してこれがハスキーボイスと知った。この曲もカップヌードルのCMに使われていたのを覚えている。
サーティーン、フォーティーン、フィフティーン...と年齢を重ねるごとにエピソードが語られる歌詞がいいのですよね。
モノクローム・ヴィーナス - 池田聡
この曲もなにかのCMに使われていたと記憶している。当時、この美しい声にやられました。イントロもいいんですよね。フランス語がぼそぼそと入っていて。なんか詩の世界も異国的というか。
夢をあきらめないで - 岡村孝子
当時ぼくはFMラジオのある番組をずっと聞いていたのだけど(ある時期は月曜から木曜までの5時から10時まで)、その番組へのリスナーからのリクエストがきっかけでこの曲を知ったと記憶している。応援ソングだからやはり入学試験の時期や部活の夏の大会の時期など折に触れてよくリクエストされていたこともあって、ラジオから流れるこの曲をなんども聞いたのをよく覚えている。
だいすき - 岡村靖幸
岡村靖幸と言えばカルアミルクだったりあの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろうだったりする人が多いみたいだけど、ぼくにとってはなんといってもこの曲。
余談ですが岡村靖幸と吉川晃司と尾崎豊がつるんでド派手に遊びまくっていたという話はとても好きです。
終わらないSun Set - 吉川晃司
なんなんでしょうね、このひとの魅力は。
紅白に出場したとき白組なのに真っ赤な衣装で登場し、おまけにシャンパンラッパ飲みしながら舞台袖からあらわれ、派手にシャンパンを撒き散らし、さいごはステージ上でギターに火を付けたあのやんちゃぶりは最高だと思う。
80年代というとレベッカ、安全地帯、ユニコーン、尾崎豊、チャゲアス、サザン、さらにはブルーハーツ、TMネットワークなどなども当然含まれているのですが、そのあたりは今回は意図的に外しました。ベストテン、トップテンに登場しそうな人たちを中心にしたという感じです。