渋谷にある喜楽のもやし麺とユーザーエクスペリエンス

久しぶりに喜楽のラーメンが食べたくなったので、同僚と二人でランチに出かけた。

きょうは13時15分位に到着したが、4名ほど並んでいる状態だった。もっと多い時もあるので、これならすぐだろうと判断して迷わず最後尾に並ぶ。

待つこと5分ほどで2階へ。2階でも5分ほど待ったかな。その間にオーダーを取りにくる。チャーシュー麺を食べようかと思ったが食べきれない気がしたのでもやし麺を選択した。

相変わらず冷房ががんがん。案内された席がこれまたエアコンの冷たい風が直撃する席だったので若干心配だったが、食べ始めれば汗が吹き出すのがわかっているのでとにかく我慢。

しばらくするといよいよラーメンが運ばれてきました。

とにかくスープが旨い。素朴な醤油味。かつ飽きない。太麺によくからむ。

麺も多いけどもやしも多い!苦しくなりながらも完食。満足。ごちそうさまでした。

f:id:gasyadokuro:20170922222042j:plain

https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001705/

食後に最高の顧客体験が待っていた

実はこの日、渋谷上空の天気が怪しかった。しかし夕方までは雨が降らないだろうと思っていたので当然お昼には傘を持たずに出かけた。店内でラーメンを食べている全員が同じだ。

しかし、ラーメンを食べているあいだに、突然雨が降り出したらしい。

そのことに気づいたのは店員がなにやら倉庫らしきところからバケツにたくさんつめこまれた傘を持ち出してきたから。

「もしかして雨?」
「まいったね」
「ま~大丈夫でしょ」

みたいなのんきな会話をし、そろそろ戻るかと会計のために階段をおりた。その先に見える道路が真っ黒で大粒の雨が糸引くように落ちてきているのが視界に飛び込んできた。

「けっこう降ってる」
「コンビニでかうかー」

と話していたその時、さきほど倉庫から出してきた傘が詰め込まれたバケツを指して、「返さなくていいのでこちらよかった使ってください」と声をかけられた。

もちろんすぐに、それらが長いことためこまれた忘れ物の傘だということはわかった。

ぶかっこうなビニール傘がほとんどだが、それでも突然の大雨に、このようなはからいには感動した。

喜楽は味だけではなく、おもてなしも最高のお店だ。