99%対1% アメリカ格差ウォーズを読んだ
町山智浩さんの著書。
選挙戦を通してアメリカの格差の現状を詳しく解説してくれている。はっきりいって日本ではここに書かれている内容について多少なりとも報道しているところはなかった。
共和党の支持母体とか民主党の理念とかそういうことをまったく知らずに日本で暮らしてきたけど、この本を読んで少しは知ることができたのでよかった。
アメリカという国を見る目が少し変わった。
アメリカという国は相当病んでるなということが強烈に印象づけられた。
この本で記載されているのは2012年の選挙戦の頃までなので、それ以降とくにトランプ大統領になった今の状況についてももっと知らないといけない。
アメリカの真似をしていていいのか
アメリカを目標にするのはいいが、結果アメリカみたいな国になったらちょっと困るな。
助け合いの精神がいきている日本がやっぱり好きです。
そしてメディアに騙されてはいけないということを痛感した。メディアの煽りを真に受けて自分の首を締めていることに気づけない当時のアメリカ国民が、なんだか他人事には思えなかった。