テレビドラマ The Americans を観始めた
NETFLIX で配信されており比較的息の長い(2013年からスタート、2018年にはシーズン6が放送予定)テレビドラマ The Americans(ジ・アメリカンズ)がおもしろい。
スパイスリラードラマ
80年代の米ソ冷戦時代にアメリカに潜入したKGBスパイの夫婦を、ホームドラマとして描いている点がおもしろい。
夫婦には子どもがいてアメリカ人として普通の生活をおくっている。
しかしそんな夫婦に次から次へとミッションが言い渡され、普通の生活の合間にスパイとしての活動をする。これがなかなかスリリング。
アイテムが古い
80年代なので登場するアイテムが古い。盗聴を録音するメディアはカセットテープ。もちろんスマホなんてないので連絡は公衆電話がメイン。本部とメッセージの交信をするときにいちいち組み立てるアンテナが巨大。などなど。
そういえば、容疑者をみつけだすために顔写真を徹底的に調べるのだけど、これもぜんぶ紙ベース。徹夜でファイルを一枚一枚めくるシーンが印象的だった。
それからまだ街中に防犯カメラが設置されていないため、いまでは考えられない大胆な行動が行われているのも見逃せない。ついつい今の感覚で「そんなことしたらバレるだろ!詰めが甘いな」って思ってしまうこと多々。
情報戦と駆け引き
スパイ映画で目にするような派手なアクションはほとんどない。情報戦と駆け引きで話が展開していくところが妙にリアルでよいです。きっとほんとうにあったんだろうなという気にさせる演出。そしてそのせいでハラハラするし楽しめる。
シーズン1を見終わったところだけど、みんなこれからどうなるのかが気になるので、シーズン2にこのまま突入してしまいそうです。
そんなジ・アメリカンズは町山さんも紹介しています。