おぎやはぎの「地味ですが何か?」を読んだ
ふたりともサラリーマンを経験してるだけあって処世術みたいなのがおもしろい。けどいかにもバブルの頃の話であって今通用するかどうかわからないけど。
この一文、まじでそうだとおもう。
「キミたち、テンションあげなきゃダメだよ」というアドバイスしてきた人に、ろくな人はいなかった
ホメ上手になりたい
おぎやはぎはお互いにほめ合う芸風が広く知られている。第2章の「ホメるが勝ち」に褒めることについての彼らなりの考えやノウハウが詰まっていておもしろい。
彼らの活躍が始まったのはSNSが普及する前で、「いいね」で表現されるような「承認欲求」というものがまだ今ほど意識されていなかった時代だが、これだけ承認欲求が顕在化している今の時代にも十分通じる、ある種普遍的なことが含まれている。
第2章に含まれる見出しを並べるだけでも発見がある。
- 壁は自ら取っ払う
- ホメはフォローから始まる
- 自分より優れていると感じてしまう
- ホメは気持ち良さの相乗効果を生む
- 又聞きのホメは効果倍増
- 初対面のホメは要注意
- 振れ幅を広げるのも効果的
- けなしながらホメるのが高等テク
- 「ノー」が言える人こそがホメに真実味が
あしたからもっとホメていこうと思う。